20140409

中島哲也 『嫌われ松子の一生』

ひっさびさに映画について




最近、色々と影響を受けて邦画を良く観ます。


基本洋画一辺倒で、
邦画なんて・・・って思っていた時期が私にもありました。


観てみると意外と面白い作品も多くて、これからは食わず嫌いせずに観ようと思う。



そんな邦画でも、気になっていたけど微妙に鬱展開な予感がしていて観れてなかった映画。

『嫌われ松子の一生』


あらすじはこんな感じ:
昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子(中谷美紀)は、お姫様みたいに幸せな人生に憧れていた。しかし、20代で教師をクビになり、エリート街道から転落、家を飛び出して風俗嬢になってしまう。その上ヒモを殺害して刑務所へ送られ、壮絶な不幸の連続にまみれた波乱万丈の人生を送ることになる……



なんだか想像以上に複雑怪奇な内容だった気がする。

物語の本筋はあらすじから分かる通り、基本は不幸な松子について語られているわけだけど、

それを悲惨な物語としては描かないあたりが、この監督らしさなのかなと思う。

しかし、どうやっても不幸過ぎてちょっと鬱々とした気持ちにはなるw


コミカルタッチでコメディのような錯覚さえ覚えるけれど、
どう考えても不憫・・・


伊勢谷さんが出てるのを知らなくて、出てきた時はちょっと意外だった。

あと、トルコ風呂の下りのBONNIE PINKの歌は良かった、久々に聴いたけど良い歌ね。




しかしあのラストシーン、何度思い出してもなんだか複雑な気持ちにさせられる・・・





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